色のついた水を一時的に解消する対策
ご家庭の蛇口から色のついた水が出てくる水の濁りですが普段の生活の中である程度は予防することができます。主な予防方法には次のようなものがありますのでご紹介しておきます。浄水器付の蛇口のフィルターを長期使っていて交換していなかったり、カートリッジを入れたまま放置しているなどをした場合には、ストレーナーというフィルターの役割を担う部品が蛇口に組み込まれています。
主に、水道水の中のゴミを家庭内に出さないための部品で、定期的にこの部品を掃除することである程度の濁りや異物の混入を予防することができます。
例えば、蛇口に浄水器が組み込まれていなく外付けタイプの市販の浄水器を付けることもできるタイプの蛇口もあります。
この浄水器を取り付けることによってある程度の水道水の濁りを予防することができます。
水道水の中のゴミやサビをフィルターで受けられるほか余分な塩素なども取り除くものなどの効果もあり、蛇口のタイプや予算に合わせたものをご使用になるのも良いでしょう。
しかし、これで絶対安全というわけでは決してありません。
建物が古くなっている場合には水道管の内側にサビができていてそれが吐水されてきているのですから蛇口が目詰まりを起こしてしまったり水道管の破裂を引き起こすような大規模な被害を被ることもあります。
あくまでも、一時的に解消する時には浄水器を使うことも良いのですが根本的に解決するためには、原因を把握して確実に対処しておく方が良いでしょう。
その場合には、地域を管轄している指定工事店や専門の水道業者にご相談した上で対処方法を決めることが大切なこととなってきます。
蛇口から吐水される濁った水の種類と原因
蛇口から吐水される濁った水の種類と原因はいくつか考えられます。以下に代表的なものを挙げます
●白い濁り
蛇口から出る水が白く濁っている場合、これは気泡によるものです。水中に空気が含まれていることで発生し、通常は時間の経過とともに消えていきます。水道水中の圧力の変化や季節の変化によって気泡が発生し、白い濁りが生じることがあります。
●茶色い濁り
蛇口から出る水が茶色く濁っている場合、これは錆や土砂などの不純物が混入していることが考えられます。水道管や水源の供給元での錆びた鉄部分や地下の土砂が水に混じり、茶色い濁りが生じることがあります。
●黄色い濁り
蛇口から出る水が黄色く濁っている場合、これはマンガンや鉄などの鉱物が含まれていることが考えられます。特に井戸水や地下水では、これらの鉱物が溶け込んでいることがあります。水源の特性や地域の水質によって黄色い濁りが生じることがあります。
●緑色の濁り
蛇口から出る水が緑色に濁っている場合、これは藻類や藻の成長によるものです。水道管や貯水槽などの水の滞留部分で藻が繁殖し、緑色の濁りが発生することがあります。
これらの濁りの原因は、地域や水源の特性、水道管の状態、季節の変化などさまざまな要素によって異なる場合があります。濁った水の状態が一時的なものであり、時間が経つと改善される場合は通常は問題ありません。ただし、濁りが長期間続く場合や異常な臭いや味がある場合は、水道会社や専門家に連絡し、水の安全性を確認することが重要です。
蛇口から水が濁ってでてくる
蛇口から水が濁る原因はいくつかありますが、主な原因としては以下のものが考えられます。1.水道管の修理や改修に伴う濁り
2.水道管内の錆、サビ、スケールなどの付着による濁り
3.地盤沈下や地震による水道管の破損に伴う濁り
4.水道メーターの不良による濁り
蛇口から水が濁った場合は、しばらく放置するか、蛇口を開いたまま放水してから使用することで、濁りを取り除くことができます。しかし、濁りが長期間続く場合や異臭がする場合は、水道局や業者に相談することをおすすめします。
対処策
蛇口から水が濁る原因は、水道管内部に付着した錆、砂、泥などの不純物が原因となっています。以下は、蛇口から水が濁る際の対処策です。
1.水道局に問い合わせる：まずは、水道局に問い合わせて、地域の水質情報や修繕状況を確認しましょう。地域的な原因であれば、水道局から通知があります。
2.しばらく流す：蛇口から水が濁って出てくる場合、一定の時間水を流してみましょう。流水によって、不純物が排出されることがあります。
3.ろ過器の交換：蛇口に取り付けているろ過器に不純物が付着している可能性があります。ろ過器の取り外しや交換を試してみましょう。
4.蛇口の清掃：蛇口自体にも不純物が付着している可能性があります。蛇口を取り外し、ブラシで清掃することで改善することがあります。
5.水道管の洗浄：不純物が付着している場合、水道管自体の洗浄が必要です。洗浄を行う業者に依頼するか、自分で行うことができますが、水道管にダメージを与えないよう注意が必要です。
修理費用については、原因によって異なりますので、具体的な修理内容によって見積もりが変わるため、業者に依頼して修理見積もりを出してもらうことが必要です。
